Excelのワークシートを開いている時にマウスホイールを手前に回すと下方向に、反対側に回せば上方向にスクロールします。1画面に入りきらない縦長の大きな表を確認する時はとても便利ですよね。
でも、縦ではなく「横に長い表」を確認したい時はどうしましょう?マウスホイールを回すだけでは縦方向にしか動かないから、右下にある横スクロールバーをドラッグしたり、横スクロールバーの両側にある三角ボタンをカチカチ押したりして動かしている方も多いのではないかと思います。
横方向に動かしたい時は、CtrlとShiftの2つのキーを同時に押しながらマウスホイールを回してみてください。ホイールを手前に回せば右方向に、反対側に回せば左方向にスクロールすることができます。
ただしこの方法、Microsoft365(アプリ版)やExcel2019であれば問題なく操作できますが、オンライン版の365や2016以前のバージョンでは単なるワークシートの拡大縮小操作になってしまう場合があります。(なんでこんな便利な機能をすべてのバージョンで実装しないのだろう・・・)
ご自身のExcelで試してみて横スクロールできない場合は、代替手段として「マウスホイールを押してスクロールモードにする」という方法もあります。詳しくはこちらの回で書いていますので参考にしてください。
また、もうひとつ参考としてホイールを1回まわした時のスクロールの量を変更する方法もあります。興味のある方はあわせてご覧ください。